「あんしん君」のひとりごと
とある夜、 部屋のドアを開けると、 99歳のおじいちゃんが目の前に居て トイレに行っている・・・(笑) そんな楽しい!?部屋が自分の寝床という、 ちょっと変わった作業療法士の 日常を綴る日記です☆



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2009.06.10  就労支援にて「ぼーっとしているA氏」→・・・なぜ?

久しぶりの
更新です

今回は
就労支援で
「ぼーっ・・・」っとしてしまっているA氏(仮)が、
なぜ「ぼーっ・・・」としているのか
を、考えます。(というか、教えてもらいました

一般的に
仕事をしに来ているのに
「ぼーっ・・・」としている人を見ると、
大抵のひとは「やる気がない」と判断されると思います

もちろん
「やる気がない」場合もあると思いますが

しかし
「やる気がない」原因が、
「意欲がない」ためではない場合もある
という事が今回のポイントです

それは、
本人の処理能力が関係(低下)している場合です

例に挙げて(A氏)説明します。

A氏は
仕事をするために就労支援の職場に来ていますが、
壁を向いて「ぼーっ・・・」としている場面があり、
職員からすると「やる気がない」と見えてしまうのです

そこで
「やる気がない」と判断する前のポイントは・・・

A氏の
能力に適した仕事を提供できているか?

ということです

つまりA氏の場合、
能力に適した仕事の提供が出来ておらず、
(本人の許容範囲を超えた仕事を提供していたため)
「やる気がない」から「ぼーっと」していた訳ではなく、
「やる事がわからない」から「立ち尽くしていた」と考えられるのです

A氏は
知的障害があり、
わかりやすく言うと小学生くらいの理解力だけど働く歳になったひと
なのです

そのA氏は
自ら「壁側を向いて、ぼーっとしている」という対応をすることで
許容範囲を超えた情報を遮断し、混乱を抑制しようとしていたのでは?
と考えることができます

それを
「やる気がない」と1つの側面から判断できなかったら・・・
ん~難しい判断ではあると思いますが

あまりにざっくりと
かつ専門的でもないですが、
「こんな見方があるんだ」
と参考になれば幸いです

ポイント
「やる気がない」と判断する前に、
「やる気がなく見える」原因を検討すること

まだまだこれから。
いっぽ、いっぽと進みます。

2009.04.23  「生活」をみるとは!?

カテゴリの分類を
リハの役立つ「視点」「技術」など!
に変更してみました

今後も
いろいろ変更があると思いますが、
親が子をみる心境で
見守っていただければと思います

「生活」をみるとは

今回は
リハスタッフとして
「もっている」と「もっていない」
では大きく変わってくる
「視点」の内容を紹介します。

先日
入居されてこられた方に
改めて、気づきを頂いた「ポイント」ですが、
それは・・・

「生活」
をみていないリハビリは
自己満足にすぎない

なにか
上から目線な感じですみません

その方は
高齢で認知面も低下しており、
パーキンソン症候群の他にも
多数の疾患をもっていらっしゃる方なのですが・・・
(コミュニケーションは可能。以下はA氏とします)

とにかく
理解面や身体機能面からも
転倒リスクが非常に高い

現在は
能力的にシルバーカーと
車椅子の併用という形で
対応させて頂いています。
(メインは車いす介助、デイサービスなどではシルバーカー)

その方の
「生活」をみることを考えれば、
訓練だけのゴール設定では不十分ということに
改めて気づかされました

A氏の場合、
能力面だけを考えてゴールを設定してしまうと、
リハビリによってリスクを高めることが
目標になってしまう可能性もあるのです

というのも
A氏は認知面が低下しており
自分自身でリスク管理をすることが
できません

創造館は
「自宅」に住んでいるのと
変わらないというスタンスです。

そのため
本人の身体能力だけがあがり、
ベッドサイドなどで自由に動けるようになると
かえって転倒につながってしまう可能性がでてくるのです

もちろん
生活を維持していくために、
定期的な運動などの機会は必要ですが・・・

とにかく
物事の一面(このケースでは身体面)しか見れていなければ、
良くない結果につながることもある

ここは、
押さえておく「視点」だと思います


・・・とかいいつつ、
この前、朝ご飯を食べていたら、
(ヘルパーさんが後ろに車いすをつけてはいるものの)
シルバーカーを押して歩いているA氏が・・・

それをみて
「ん~、生活をみるってなんだろう?」
「確かに、リハ的な予後・リスク管理は大事だけど・・・」
と矛盾したことも感じてしまいました



結びとしては、
どちらが正しい・間違っているということではなく
それだけ真剣に対象者の方を理解し、
(実際の生活場面を見て、他部門とも密に関わりながら)、
必要があれば、柔軟に対応できる姿勢を持ちつつ、
医学的な視点から介入する
ということが大切

ん~、
今後も精進していきます

2009.04.01  大事な視点・・・①全体を見る!!

今日は
デイサービスについてです。

デイサービスに
限った内容でもないのですが、
現在、立ち上がって4か月目に
なろうとしている職場
(もちろん、立ち上げ以外でもですが)

そこで、
スタッフに求められている、
また、持っていると有用な視点

それは、
「①全体を見る」
ということが挙げられます。

別に
難しい内容でもないし、
皆さんも常に持っていらっしゃるとは
思いますが、経験がない方にとっては意外に、
初めからできるものではないと思われます

なぜ
大事なのか?

それは
私の少ない経験からも、
そう感じているからなのですが

具体的に
説明すると・・・

小規模デイサービスでは
利用者3~4名につき、スタッフ1名という人員配置になります
(もちろん、各施設により異なりますので、参考程度ですが)

つまり、
ひとりが何人もの利用者の方を見ておく
必要があるのです

ということは
レクリエーション・ものづくり・リハビリをしたり・体操などの、
活動が展開されるなかで、自分が活動の数人にとらわれてしまうと、
他の状態が把握できていないという状況を自分で作り出している
ということになります

もちろん
活動に集中することは大事ですし、
必ず、全体を把握するリーダーがいるはずですので
ケースバイケースの面はあるのですが

しかし、
転倒リスクのある利用者の方が立ち上がった時、
バランスの悪い利用者の方が一人で椅子に座ろうとしている時、
歩行が不安定な利用者の方が一人でトイレから出てきた時・・・

もし、
リーダーが他の仕事が出来て、席を外していたら、
スタッフが背中を向けていたら・・・
その時、転倒リスクは管理されていない状況になります

在宅生活の
支援の為に、利用しているデイサービスで
転倒し骨折でもしようものなら、それこそ本末転倒ですし、
デイサービスの信用問題にも繋がってくると
考えられます

上記からも、
「全体を見る」
ということが大事なのは感じて頂けると思います

これができる人は、
立派なスキルが身についている
と考えられます

スキル・・・
ここでは「リスク管理能力」と
言い換えることができます

是非、
「全体を見る」

この視点を
ご存じでなかった方、
意識したことがなかった方、
初めてデイサービスで働かれる方等・・・

意識して、業務に携わってみてください

きっと
リスク管理能力が高くなるだけでなく、
・全体を把握する能力
・利用者・スタッフからの信頼度
も高くなると、私は考えています
(私は先輩から学びました)


プロフィール

はまちゃん(OT)

Author:はまちゃん(OT)
はじめまして!
就労支援を中心に、
創造館に所属しています
作業療法士です☆
どうぞ、ごゆっくりご覧ください。

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どうもっっ☆ おはつにお目にかかります。 わたくし、「気になる木」の 信吉と申します! まだまだ葉の青い若造ではありますが どうぞ仲よくしてやっておくんなせぇ!

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