「あんしん君」のひとりごと
とある夜、 部屋のドアを開けると、 99歳のおじいちゃんが目の前に居て トイレに行っている・・・(笑) そんな楽しい!?部屋が自分の寝床という、 ちょっと変わった作業療法士の 日常を綴る日記です☆



--.--.--  スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009.06.28  「障害者の地域生活支援とは」島村聡氏の講演会!

久しぶりの・・・

今日は
戸畑区役所で行われた、
戸畑区リハビリテーション連絡協議会主催

「障害者の地域生活支援とは」

那覇市市役所
健康福祉部副部長 兼 福祉政策課長の島村聡氏
の講演会に参加させていただきました

内容としては、制度(自立支援法・介護保険)にとらわれない関わり
の紹介が中心に行われました

ものすごく大まかにいうと・・・
地域住民や民生委員が
障害者・高齢者にどのように関わっているのか?という紹介でした。

ポイントですが、
日本人は頼まれたことはする人種だそうです

たとえば、
「落ちたペンを・・・」
言われたら拾うひと・・・84%
言われても拾わない人・・・8%
言われる前に拾う人・・・8%

この
言われる前に察知して、自ら拾う人こそ、
地域の中にもいる世話焼き人(沖縄ではおばあが多い)で、
この世話焼き人と民生委員や地域住民がいかに関われるかが
ポイントにあるといわれていました

まず、
個人への介入ですが
「生活マップ」「支えあいマップ」を活用し、
地元の民生委員や世話焼きおばあが
本人の思いをもとに支援する体制をとっているとのことでした

「生活マップ」とは、
支援の対象になる「個人」が、
地域のどの範囲で、どのような店で、どのような人と交流をもっているのか?
といったことをマップ上に書き出し、
そのキーとなる人から情報を得て
本人の生活をサポートするといったものでした

「生活マップ」
があることで、本人を追わなくとも
情報収集することができる、
なにより、地域の中での状況を知ることができる
といったことがメリットとしてあるようです

「支えあいマップ」とは、
実際の避難訓練を通して、
「地域」に住む、目の不自由な人や介助の必要なひとが
どこにいるのか?それをサポート出来る地域住民が近くにいるのか?
といったことを一目でわかるようにしたものです

「支えあいマップ」は
避難だけではなく、高齢者の方などの
「居場所づくり」にも活用されているとのことでした。
(先進例は、新潟のこどもの居場所づくり)

さらに
支えあいマップの発展形?として
「障害児にやさしい店マップ」があり、
多動の子でも、我慢強く髪を切ってくれる理髪店や、
障害特性に合わせた加工を行ってくれるお店
などを紹介するマップもあり、
あったら便利だなぁと感じました

また
「社会資源開発実例」
の紹介があり、2008年例をいくつか挙げると・・・
・デイケア送迎車で作業所の送迎
(送迎の前に作業所の人を送り、送迎の帰りで作業所のひとをひろう)
・自動車教習車の送迎バスで買い物
(教習所もお客が少ないので、高齢者の買い物バスとして活躍した)
・置き薬屋による健康チェックと検診受診指導
(薬を置く時に、検診の必要性を説明・促す)
・ウォーキングサークルがバリアフリーチェック
(高齢化したサークルだからこそ、バリアフリーか?がわかるとのこと)
・閉鎖される予定の消防署(消防施設公園含む)の再利用
(建物を壊し更地にして返すところを、そのまま知的障害ネットワークセンターとして活用)
といった面白く、とても素敵な案が実際に行われているとのことでした

そして、
世話焼き人のネットワークを活用した
地域の繋がりの例として面白かったのは、
福井県での取り組みです

女性で
美容室に行かない方はいないと思いますが、
ただでさえ、本人を引き立たせるような仕事で、かついる時間も長いとなれば
いろいろな話をすることが多いということがあるようで・・・

その
理・美容室の環境、世話焼き気質のひとが多いという特性を生かして
福井県は、理・美容協会に協力を依頼し、見合いの話を推進させたそうです

福井県は
三世代同居が日本一多いとの家族特性もあるそうですが、
この取り組みによって、
福井県の少子化には歯止めを掛ける事ができたそうです

いや~すごい話ですね


しかし、
今日一番話の中で印象的だったのは、
介護保険のもたらした陰の面の話でした

それは、
もともと地域には世話焼き人を中心に、
なんだかんだで地域住民としての付き合い・支えあいがあったとのことですが、
「サービス」が入ることで、その「繋がり」を阻害してしまうという
一面があったということです

私は
高齢者のデイサービスの経験があるのですが、
利用者の方が「サービス」を受けることで、
日中は自宅を留守にし、
それが地域住民との交流を制限してしまうこともあるなんて
考えたこともありませんでした

世話焼きおばあでも
「サービス」が入ってしまうと
「サービスがはいっているから・・・」と躊躇してしまうと
島村氏は話されていました。

もちろん
「サービス」の否定的な側面だけを捉えるつもりはありませんが、
地域との繋がりは大事だと思っていた手前、
正直、考えさせられました

また、別の話では
在宅生活が今後、困難ではないか?
という高齢の方の施設入所という事実が、
隣でひとり暮らしをしていた障害を持った方の
生活も困難になってしまったという例です。

なぜそうなったかというと、
その高齢の方は世話焼きおばあだったらしく、
お隣さんの買い物などの手伝いを長年されていたそうです

その世話焼きおばあの、
施設入所に関わった島村氏もとてもショックを受けたとのことでした。

すべてのサービスで、
家族や本人の負担を減らし、よりよい生活を送れるようになる
(雇用を創出するという面も)側面は素晴らしいと思いますが、
地域のつながりを考えると、サービスも、サービスだけでよいのか?
と疑問に感じることができました


以上が
今日の講演会の内容で、
とても有意義な時間になりました

正確に伝えることができているかはわかりませんが、
参考にしていただければ幸いです。

まだまだ精進ですね

プロフィール

はまちゃん(OT)

Author:はまちゃん(OT)
はじめまして!
就労支援を中心に、
創造館に所属しています
作業療法士です☆
どうぞ、ごゆっくりご覧ください。

検索フォーム

カテゴリ

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

ご連絡はこちら☆

名前:
メール:
件名:
本文:

気になる!?木

どうもっっ☆ おはつにお目にかかります。 わたくし、「気になる木」の 信吉と申します! まだまだ葉の青い若造ではありますが どうぞ仲よくしてやっておくんなせぇ!

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。